不思議な数字の雑学

みなさん、数学は得意ですか?
得意だと思う人より、苦手だと感じている人の方が多いのではないでしょうか。
数学に対して苦手意識を持ってしまう理由は色々あると思いますが、共通していえることは、数学に対して親しみを持てていない、ということです。
学校では公式や解き方を暗記で覚えるだけで、勉強以外では使えないと思われがちな数学。
もっと楽しく覚えられるような、面白いことがあればいいのにと思ったことはありませんか?
そこで今回は、数字にまつわる雑学を紹介したいと思います。
数字には、「えっなんでそうなるの!?面白い!」と驚くものがたくさんあります。
数学に苦手意識がある人、もっと数学を好きになりたい人はぜひ読んでみてくださいね。

円周率がパイと呼ばれる理由

円周率は知っての通り3.1415…と続いていく数字ですね。
ではこの3.14を紙に書いて、左右を逆さにしてみてください。

3.14

逆さにすると、アルファベットのPIE(パイ)に見えます。
つまり、円周率をパイと読むのは、同じ円の形をしたパイから来ている…のかもしれませんね。
数字の世界には不思議な名前の記号がありますが、その由来をたどってみると中々面白いですよ。
※ちなみに、円周率は英語でも”PI”(Eはつかない)です。
間違えて覚えないよう気を付けましょう。

1が連続した数字どうしの掛け算

1が連続した数字どうしを掛けると、左右対称の綺麗な数字が出てきます。
11 × 11 = 121
1111 × 1111 = 1234321
111111 × 111111 = 12345654321

これはひっ算で考えてみるとすぐに分かることなのですが、
パッと見ではどうしてこうなるのか不思議に感じちゃいますよね。

3の倍数かどうかを一瞬で見分ける

割り勘をするときや長さを等間隔で区切るときなど、偶数ならともかく3分割するときは困りますよね。
綺麗に3で割れるのか一瞬で分かればとても便利です。
実は、数字の各位を全て足して、その数字が3で割れれば、3の倍数になります。
たとえば下のような数字だと…
74145231 →7+4+1+4+5+2+3+1 = 27
27は3で割れるので、74145231は3の倍数!と分かります。
実際に割ってみると
74145231 / 3 = 24715077 と、余ることなく綺麗に割れました。

数字や数学には、どうしてそうなるのか不思議なことがたくさん隠れています。
ただ暗記するだけではなく、楽しみながら学べるといいですね。