知らなかった!学校にまつわる雑学

学校は学生が勉強する場所であると同時に、多くの人と関わって社会性を身につけていく場所でもあります。
人が集まれば、文化やルールが生まれます。
その中でも学校は特殊で、意外と知られていないヒミツがたくさんあります。
そこで今回は、学校にまつわる雑学を紹介していきます。
思わず人に話したくなるようなヒミツばかりですよ!

理科室のイスが座りにくい理由

理科室のイス、座っていると何故か疲れやすいですよね。
その原因を突き止めるため、イスの形を思い出してみましょう。
理科室のイスは木製の角ばったもので、高さもあまりなく背もたれがついていません。
作りは簡素で、お世辞にも座りやすいとは言えませんよね。
座りにくい理由は、背もたれがないことが大きいと言われています。
そしてその背もたれがついていない理由は、生徒の安全を守るためだったのです。
理科の実験では火や危険な薬品を扱うことがあります。
もし危険な目にあってもすぐに逃げられるよう、あえて背もたれをつけていないのです。

教室の窓は必ず左側にある

これは気にしたこともなかった、という人も多いのではないでしょうか。
ノートを取るとき、右側から光が入ると自分の手の影で見えづらくなってしまうので、光が入ってくる窓は必ず左側にするようになりました。
右利きがほとんどなのでそういう作りになっていますが、左利きの人にとっては困りますよね…。

黒板が緑色な理由

もともと黒板は外国から来たもので、英語ではBlackboardと呼ばれています。
そのまま黒板ですね。
黒板の材料が太平洋戦争前後で不足したため、なんとか黒板を作ろうと方法を工夫した結果、緑色の黒板が生まれたそうです。
緑色の方が、黒色よりも目に優しいので、そのまま定着したようですね。

義務教育なのに不登校?

義務教育というと、教育を受けなければいけない、という意味に感じられるかもしれません。
実はそういう意味ではなく、保護者が子どもに教育を受けさせなければいけない義務なのです。
もし親が子どもを学校にいかせなかった場合は、罰を受けることになるのです。
なので、子ども本人の意志で不登校を選ぶのであれば、特に罰せられることはありません。

授業の時間が50分など半端になる理由

中学校の授業1回50分ですよね。
なんで60分じゃないのか気になったことはありませんか?これは「中学校指導要領」で定められているからなんです。
逆に大学生は1回90分。
これは決められた時間を、授業ができる回数で割った結果です。
授業は、回数ではなく時間が基準になっているのですね。