バイク

高校生でも取得可能!バイク免許の取得方法と注意点

バイク免許は16歳から取得できる国家資格です。
バイクは危ないという意見もありますが、バイクを扱う人がしっかり技能を身につけ、マナーや法律を守れば楽しい乗り物です。
ここではバイク免許の種類や取得方法、おすすめの時期、支払方法について紹介します。

バイク免許の取得条件

バイクがあれば行動範囲が一気に広がり、より楽しく学生生活を送れるでしょう。
しかし、公道を走るということは危険が伴いますし、道路交通法をしっかり守らなければ罰則を受けるようになります。
そのために免許取得には条件があり、クリアしないと取得できません。

取得年齢

バイク免許は16歳から取得できます。教習所の多くは16歳の誕生日を迎える前から入校可能です。ただし、卒業検定時は16歳になっている必要があります。

視力

両目が0.7以上で片目がそれぞれ0.3以上であること、または片目の視力が0.3に満たない、または片目が見えない場合、見える目が左右150度以上の視野があり、視力が0.7以上あれば取得可能です。
メガネやコンタクトレンズを使っても問題ありません。

色別

信号の色(赤、青、黄)の色別ができること。

運動能力

バイクの運転に支障がないこと。

聴力について

日常の会話が聞き取れること(補聴器の補助を含みます)

バイク免許取得の方法

バイク免許を取得するには教習所に通う方法か一発試験があります。

教習所

一般的な方法で公安委員会の指定を受けている指定自動車教習所に通う方法です。
または公安委員会に届出を出している届出自動車教習所を利用する方法もあります。
教習所で卒業検定に合格すれば、本試験で技能試験が免除され、運転免許試験場で学科試験に合格すれば免許が交付されます。

一発試験

教習所を利用せず、運転免許試験場などで直接試験を受けて免許を取る方法です。
適性検査、学科試験、技能教習に合格し、取得時講習、応急救護講習を受講すれば免許が交付されます。
教習所に比べ、新規で免許を取得するのは困難な方法です。

16歳から取得可能な運転免許の種類

16歳から取得できる運転免許は5種類あります。

原付免許

手軽に取得できるバイク免許として、原付免許があります。
原付免許は50cc以下のバイクに乗れます。
技能試験はないので、教習所に通わなくても取得可能です。つまり1日で取得できます。
免許センターで学科試験と適性試験を受け、合格すればその日で免許が交付されます。

小型二輪免許(小型限定自動二輪免許・AT小型限定普通二輪免許)

小型二輪免許では125cc以下のバイクに乗ることができます。
小型限定自動二輪免許とAT小型限定普通二輪免許の違いは、MT(マニュアル)のバイクを運転できるかどうかです。
小型限定自動二輪免許を取得すれば、MTのバイクでもAT(オートマ)のバイクでも両方運転でき、AT小型限定普通二輪免許はATのみとなっています。

小型二輪免許から技能教習と学科教習が科せられます。
小型限定自動二輪免許の場合、免許を持っていない、または原付免許のみの場合、技能12時間・学科26時間の教習時間が必要です。
AT小型限定普通二輪免許の場合、免許を持っていない、または原付免許のみの場合、技能9時間・学科26時間の教習時間が必要です。
順調に進められれば6日程度で免許を取得できます。
教習所によっては2~3日程度で取得できるプランがあります。夏休みなどの長期休みを利用して取得するのもいいでしょう。

125ccのバイクはスクーターであれば、見た目はほぼ原付です。ですが排気量に対して重量が軽いためそこそこスピードが出ます。
車検はなく原付より多少大きいためメットインの容量も豊富です。免許取得から1年経過すれば二人乗りも可能なので、移動手段として大活躍するでしょう。
デメリットとしては高速道路の走行はできません。

普通二輪免許(普通自動二輪免許・AT限定普通自動二輪免許)

普通自動二輪免許は400cc以下のバイクを運転可能です。
免許取得の流れは小型限定自動二輪免許と変わりませんが、排気量が大きくなる分、技能教習や技能試験の内容が増え難易度も高くなります。
普通二輪免許の取得については求められる教習時間がさらに細かくなります。

普通自動二輪免許(免許なしか原付免許ありの場合)
技能教習時間:19時間
学科教習時間:26時間
普通自動二輪免許(小型二輪免許ありの場合)
技能教習時間:5時間
学科教習時間:0時間
普通自動二輪免許(AT小型二輪免許ありの場合)
技能教習時間:8時間
学科教習時間:0時間
AT限定普通自動二輪免許(免許なしか原付免許ありの場合)
技能教習時間:15時間
学科教習時間:26時間
AT限定普通自動二輪免許(小型二輪免許ありの場合)
技能教習時間:3時間
学科教習時間:0時間
AT限定普通自動二輪免許(AT小型二輪免許ありの場合)
技能教習時間:5時間
学科教習時間:0時間

250ccと400ccのバイクに乗れます。
250ccまでは車検がなく、車種も豊富です。また、高速道路も走行可能なのでツーリングの幅が広がるでしょう。
カスタムの幅も広がるので、バイト代やお小遣いでコツコツカスタムしていく楽しみができます。

400ccになるとバイクとしての機能を楽しみはじめられる排気量です。
各メーカーがこだわり抜いたエンジンやフォルム、様々なオプションが400ccから楽しめます。
しかし、250ccを超えたバイクは車検があります。
車検は新車のみ3年有効で、その後は2年ごとに車検を行う必要があり、費用も数万円かかるため、高校生の内はどうにか抑えたいところでしょう。

バイク免許を取得するのにおすすめの時期

時期によってバイク免許をスムーズに取得できるかどうか決まっています。
バイクの場合、9日程度で取得が可能です。短い期間で取得できるのでタイミングをみて入校できますし、春、夏、冬休み中に入校できます。
ですが、長期休みだと他に免許取得に来る人が多いので、オフシーズンと呼ばれる4~7月、10~1上旬がおすすめです。
オフシーズンの時期はキャンペーンを実施している教習所があり、上手に利用すれば格安でバイク免許を取得できます。

合宿免許という方法も

短期間でバイク免許を取得する方法として合宿免許があります。毎日連続教習をするためまとまった休みが必要になるので、春休みや夏休みを利用すれば行きやすいでしょう。
この時期であれば教習所によっては10万円台で取得できるので人気があります。
取得期間は約9日間で乗り越しを含めると12日間前後となります。最短卒業は順調に行った場合で、検定に不合格することもあるので注意が必要です。

バイク免許にかかる費用

教習所の多くは民間企業なので、それぞれ費用が異なります。
関東近郊の教習所の相場は以下の通りです。

  • 小型二輪免許:約13~14万円
  • 普通二輪免許:約16~17万円

AT限定免許は若干安くなっている他、他の免許を取得している場合(原付免許を除く)も費用は安くなります。
さらにキャンペーンの有無によって違うため、インターネットでサービスなどを比較して選ぶといいでしょう。

教習所で実施される検定に合格すると卒業証明書が発行され、運転試験場にもっていくことで技能試験が免除されます。
学科試験でかかる費用は以下の通りです。

  • 受験料:1,750円
  • 免許証交付料:2.050円
  • 合計:3,800円

高校生でもローンの利用は可能

高校生がバイク免許を取得するのに一番気になるのが費用の支払いではないでしょうか。
アルバイトをしていてもまとめて支払うのが難しい場合、運転免許ローンを活用するといいでしょう。
運転免許ローンは親権者の合意があれば利用可能です。ローンの回数は教習所に確認しましょう。

バイク免許の取得は学校にバレる?

学校によってはバイク免許の取得を禁止にしている場合があります。もし、学校側に黙って教習所に入校した場合バレてしまうのでしょうか。

学校にバレる?

基本的に個人情報保護の法律があるので、教習所から学校へ情報が行くことはありません。
しかし、送迎中に学校関係者が目撃、カバンの中から教本が出てきてバレる、他の教習生から情報が洩れる可能性があるので注意が必要です。
バイク免許取得について校則がある場合、親御さんとよく相談するようにしましょう。

学校側の言い分

学校側としては学業優先の立場にあるので、バイク取得によって学業への影響や交通事故を起こしてしまう危険性を考えると、免許取得の許可を与えるわけにはいきません。
そのため、免許取得が発覚すれば停学や退学、謹慎といった厳しい処分が行われる場合もあります。
処分の内容は学校によってさまざまなので、校則についてはよく確認しておきましょう。

まとめ

バイク免許は16歳から取得可能ですが、年齢以外の条件をクリアする必要があります。
校則で制限がある場合でも、バイク免許取得について学校へわざわざ伝える必要はありませんが、想定外のことが起きてバレてしまうかもしれません。
また、費用についてはローンを利用すれば負担を抑えて支払いできるでしょう。
バイクは安全運転技術やマナーを学ぶことで、危険予測の大切さや正しい運転技術を身につけることで安全運転に対する意識向上につながります。

この記事で出てきたバイク用語の解説

排気量

エンジンが一気に吸い込める混合気(空気と燃料)の体積のことです。一般的に排気量が大きいほどよりパワーがあります。
日本では道路交通法によって排気量で区分されています。

MT(マニュアル)免許

運転手が自ら左手と左足でクラッチとギアチェンジ操作を行いバイクに動力伝える方法で動くバイクです。
クラッチ操作やギアチェンジを誤るとエンジンが停止してしまうため、ATに比べ操作は難しいものの、習熟すれば特に気になることはないでしょう。

AT(オートマチック)限定免許

ギアチェンジやクラッチ操作を必要としないバイクだけを運転できる免許です。

車検

正確には自動車検査登録制度。バイクの持ち主を登録し、車両が安全基準を満たしているか検査することです。
250cc超のバイクは公道を走るため、必ず車検を受けなければなりません。

大学生

実家派?一人暮らし派?進学後のライフスタイルを調査

大学や専門学校へ進学するタイミングで、一人暮らしすることになる学生は多くいます。
遠方の学校に通うのであれば一人暮らしをするのは当然ですし、中には学校との距離はそんなに離れていないけれど、早く親元から離れて自由に暮らしたい!と考えている人もいるでしょう。あるいは、「お金がかかるから実家から通う予定」「実家大好き!家族と離れたくない」なんて人もいるでしょう。
ここでは、進学後に一人暮らしをする学生がどのくらいいるのか、みんなの実態を調査しました。
実家暮らし、一人暮らしそれぞれのメリットやかかる費用、はじめてのひとり暮らしにおすすめの物件についても紹介していきます。

国公立大生の半数以上が一人暮らし

日本学生機構の調査によると、下宿やアパート、マンションなどで実質一人暮らしをしている学生は、国立大学で59.7%、公立大学で53.3%と、半数以上が一人暮らしをしていると分かりました。
一方で、私立大学は一人暮らしが29.4%と低く、実家から通う人が64.5%と多い結果となっています。国公立よりも授業料が高い私立大学では、お金がかかるという理由からか、実家暮らしを選択する人が多いようです。

一人暮らしのメリット

大学の近くに住むケースが多いので、実家から通うよりも通学時間を短縮できます。また、親の干渉がなく、ひとりで自由に過ごせる点を魅力に感じている学生も多いようです。友達や恋人などを自由に招き入れやすいのも一人暮らしのメリットと言えます。

実家暮らしのメリット

実家暮らしなら、掃除洗濯から食事まで、親がやってくれる家庭が多いので、家事に時間を取られません。実家暮らしの学生は、一人暮らしの学生が家事に充てている時間で好きなことをして過ごせるメリットがあります。また、家族がいつでもそばにいる安心感を得られるのも実家暮らしの魅力です。

学生に人気の一人暮らし物件とは

大学周辺には、学生向けのアパートやマンションが多く集まっています。
学生が借りる賃貸物件というと、ひと昔前までは「4畳半の畳間」のようなイメージでしたが、最近では洋間が主流で、おしゃれな物件も増えてきています。
また、最近では、学生向けのサービスが充実した「学生マンション」も登場。家具家電完備でモノを揃えずに入居できますし、食事付きなので自炊しなくても済みます。健康相談のサポート体制も整っており、一人暮らしと実家暮らしの「いいとこどり」をしたようなサービスが人気です。
信州大学(松本キャンパス)のための学生マンション